2021年01月29日

The Third Answer

ノボロギク1.jpg
 三つ目の答えは,キク科の ノボロギクです。前回のオオイヌノフグリに続いてひどい名前ですよね。「野にある襤褸な菊」ということでしょうが,もうちょっと何とかならなかったのでしょうか。
 だいたい植物学者の先生方はいじめっ子が多かったのでしょうか。逆にいじめられっ子で,仕返しとして草花に八つ当たりしているのでしょうか。かわいそうな正式和名を持たされている草花が結構あります。ボロギクのつく植物は,私の知っている限りでも,ノボロギク,ダンドボロギク,ベニバナボロギクと3種類あります。そもそも「ボロギク」とはサワギクの別名で,サワギクの小さな花が集まった様子が襤褸を広げたようだということからつけられたと,牧野図鑑にありました。
ノボロギク2.jpg
 ノボロギクはヨーロッパ原産で明治の初め頃日本に渡ってきたとされています。今では日本中いつでもどこでも見られます。タネはタンポポのように綿毛に覆われていますが,タンポポのそれよりはるかに毛深いように思われます。とにかくノボロギクのしぶとさには驚かされます。
posted by オンズ at 08:16| 茨城 🌁| Comment(0) | 植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月26日

答え No. 2

オオイヌノフグリ1.jpg
 答えの二つ目が,今日の花です。ゴマノハグサ科のオオイヌノフグリという花です。繁殖力が旺盛で道端や野原で群生していることがよくあります。春も盛りになると可憐な青い花がともてもよく目立つので,知っている方も多いと思います。
 この花はヨーロッパ原産と考えられていますが,現在では特に寒い地域を除き全世界に広がっているようです。日本には明治初年に渡ってきたと考えられています。
オオイヌノフグリ2.jpg
 では,日本にはこの種の花はなかったのかというと,ちゃんとありました。イヌノフグリという花があるそうです。ちょっと小型で,花の色も薄いピンク色だそうです。残念ながら私め2号は確認したことがございません。そのイヌノフグリより大きいのでオオイヌノフグリになったようです。
 じゃ,「イヌノフグリ」て何よ?と,素朴な疑問が湧いてきますよね。はい,「イヌ」はもちろん「犬」のことです。「フグリ」は‥ブフブハ‥「マタンキ」のことです。この草の実が犬のそれに似ているということになり,そんな名前になってしまったようです。つまり「オオイヌノフグリ」とは,「大きな犬の マタン キ」ということになります。
 昭和の初め頃偉い学者様が,「そんな名前は教育上けしからん」と言って改名しようと動いたらしいのですが,どうやら空騒ぎに終わったようであります。
posted by オンズ at 19:04| 茨城 ☁| Comment(0) | 植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月25日

大寒を過ぎて

ホトケノザ.jpg
 大寒を過ぎて雨も上がり,今日は早春を思わせるうららかな日和でした。心配された雪も降らなかったので,今日は8000mの苦行に出かけようと思ったのですが,膝が痛くてやめました。でも折角の日和なので10kmのサイクリングと植物観察にしました。
 以前「この寒空に咲いている花なんてありますか?」という質問をされたことがありましたが,その答えの一つがこれです。今日はとても暖かかったので花たちも元気一杯でした。シソ科のホトケノザという草です。別名三階草ともいいます。私はこちらの方がこの草の特徴をよく表しているように思うのですが‥。花を引き抜いて元の方を舐めると甘い蜜を楽しむことができます。ホトケノザというと春の七草に出てくるあれかしらと勘違いされますが,違います。
 春の七草とされるホトケノザは下の写真の草です。こちらはキク科の植物で「コオニタビラコ」が正式和名になります。
コオニタビラコ.jpg
 休耕田などで地面に張り付くように生えているので「タビラコ」なのでしょうが,なぜわざわざ「コオニ」をつけたのか理解できません。また,「ホトケノザ」という呼び方も何故シソ科の3階草の方になってしまったのかもよくわかりません。
 植物の名前の付け方にはいろいろ難しいことがあるようで,秋の七草の「アサガオ」も今私たちが理解しているアサガオではなく「キキョウ」のことだということになっているのだそうです。いやはやなんともでございます。
 まぁ,綺麗なお花を楽しむことにだけ満足して,難しいことは専門家の先生方にお任せしておきましょう。
キタテハ.jpg
 あまりの暖かさに,今日はオマケが付きました。キタテハです。成虫で冬越しするタイプの蝶で,ハラハラと頼りなく飛んでは日向ぼっこを楽しんでいるようでした。
posted by オンズ at 18:48| 茨城 ☀| Comment(0) | 植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月06日

新ためまして

 明けましておめでとうございます。元日の「てぇへんだ」は正確には昨年の大晦日に打ち込んでいたので,新ためました。
 せっかく新ためるのなら,何かおめでたいものをと考え,昨年は空振りしていた赤い実を求めて野山を彷徨ってきました。
 昨年見に行ってダメだったヤブコウジ(十両)は,やはりダメでした。株はあったのですが,実がついていません。他のところも探したのですが,求めて探すとないものですね。仕方がないので拙宅の マンリョウかナンテンでも撮ろうかしらなどと考えておりました。
ヤブコウジ.jpg
 帰宅途中,何の気なしに入った山(今まで入ったことのない場所です)を歩いていると,なんとありました。ヤブコウジです。まず特徴のある葉(と言っても説明に困るのですが)に気が付いたので,地面を這い回るようにして実を探しました。実をつけた株を二つ見つけたのですが,もう一つは撮影に失敗してしまいました。
 嬉しくなって急いで山を出ようとしていると,通りに出る前少し明るくなったヤブにまた赤い実を発見しました。今度はマンリョウです。
 何はともあれ,お正月。世の中大変なことになっておりますが,頑張るしかありません。皆様どうぞお体お厭いくださいますよう‥。
マンリョウ.jpg

 いよいよ5000人を超えてしまいましたね。
 そういう訳で,大変残念なお知らせなのですが,ON’sのBistro Gou定例ライブ1月の巻(1月16日開催予定)は中止とさせていただきます。
posted by オンズ at 19:23| 茨城 ☁| Comment(0) | 植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月01日

2021 丑年

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 「てぇへんだ!」
   「てぇへんだ!!」
     「てぇへんだ!!!」

 「まだやっておるのか!?」
 「いい加減,新しいヴァージョンはないのか?!」
 「まったく,10年以上ですからねぇ!」

 「へっ? なんですよう,お三方様,せっかくあっしが新年のご挨拶にうかがったてのに‥。」
 「であるから,新年の挨拶というのは‥」
 「よせ3号。こやつにまともに取り合ったところでどうにかなるものではない。」
 「そうですよ,3号様。こいつはソソラッポなんですから。」
 「何です? オンマネ様,『ソソラッポ』って?」
 「あら,知らないのかえ?」
 「であるから,『ソソラッポ』というのはだなぁ‥」
 「3号やめんか! 無駄だと言うに‥」
 「そんなぁ,ちゃんと教えてくださいよぉ。話が『チクラッポ』じゃねぇですか。」
 「ふむ,それは使い方が違っておる。『チクラッポ』というのは‥」
 「1号様まで‥。おぼっちゃま2号のペースにはまってますよ。」
 「おっ,久々に出ましたね『おぼっちゃま』」
 「オンマネ,この『セピタレ』が何故『おぼっちゃま』なのだ?」
 「1号,その『セピタレ』も使い方が違っておらんか?」
 「そうかのぉ,そんな『キセンヤミ』なことを言っても致し方あるまいに‥。」
 「もう,皆様やめてくださいよ。話が『タゴマッテ」るじゃありませんか。」
 「へへへへ,この『イスヌケ』野郎ってとこですか。こうなったら,みんなまとめて『ヘェーメオッチャシ』でぶっ叩いてやりやしょう!」
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 何はともあれ,新年になりましてございます。旧年中は皆様にお世話になりまして,誠にありがとうございました。今年も前途多難な年になりそうですが,ON’s一同,頑張っていく所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(この中の二人は「丑年」です。)
posted by オンズ at 06:20| 茨城 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする