
Long time no see でどうもすみません。寒くて寒くて巣篭もり状態の2号でございます。おまけにコロナウィルスとやらの第三波騒ぎで,どうにも動きが取れません。いっそのこと皆で冬眠でもしたらいいのじゃないかしらなどと考えてしまいます。
「こんな為体ではいかん!」と思い,散歩に出かけました。以前「寒い時期に身近に咲いている花なんてありますか?」と質問されたことがあって,その時は「ありますよ。」と答えておいたのですが,実際に何の花とまでは説明できませんでした。その実証も兼ねて出発しました。
いつものランニングコースをとぼとぼと歩いていたのですが,せっかくの徒歩なので普段入らないようなヤブや林に入り込んで観察を続けました。花は4種類ほど確認できましたが,写真はありません。他のことに気を取られてそれどころではなくなってしまったのです。

林の中を散策していると「コンコン・カンカン」と木を突く音が聞こえてきます。この辺りで確認ずみのキツツキの仲間はコゲラです。しかし,コゲラの音は「 ココココ」という軽い音です。「ムムム,アカゲラがいるのかな?」と思い身動きを止めて音のした方に集中しました。
いました。間違いなくアカゲラです。白と黒を基調とした中に頭と体の下部の赤がとても美しい鳥です。農村では民家の近くで見られることもあるようですが,街中ではまずお目にかかれません。
そうっとカメラを取り出しシャッターを切ったのですが,帰宅して確認したところ空振りでした。微妙な動きを感じ取られサッと飛び去ってしまったのです。

アカゲラに久しぶりに会った感動で,足元の花のことはすっかり忘れてしまいました。オオイヌノフグリ,ホトケノザ,オオバタネツケバナ,ナズナ以上四種が咲いていたのですが,そういうわけで写真はなしです。
かわりに11月に撮った写真を載せておきます。
1枚目はオオバンです。下妻の砂沼にはたくさんいるのですが,これは小貝川で単独でいたものです。2枚目はタゲリです。ハロウインのライブでお世話になったカサ・デ・ロサさんの近くの田んぼです。小貝川の方から20羽ぐらいの群れで飛んできた時にはよくわかりませんでしたが,しばらく観察していると「ミュウ」という独特の鳴き声を発したのでそれと確認できました。観察できた回数はそれほど多くなく,いつも単独でしか見たことがなかったのでとても驚きました。3枚目はノスリです。大きさはトビと同じくらいですが,尾羽の形と下から見た色が違います。電信柱に気高く留まる姿に見惚れとしまいました。
来週はとても寒くなるということですので,皆様どうぞお体お厭いくださいますようお願い申し上げます。
2021年1月16日の第三土曜日にお会いできることを楽しみにしております。
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